■構造計画
お客様とコミュニケーションをとりながら,ニーズ・要望を理解し,最適な構造計画を行います.構造設計のスタートとなる荷重条件を設定し,最適な上部構造形式の選択,当該敷地の地盤性状を十分理解した上での基礎形式の選択,そして建物全体を総合的に見たコスト面での妥当性の確認.これらを通して,お客様に喜ばれる構造計画を提案していきます.
■構造設計
構造計画に基づいてより具体的に詳細設計を行います.一貫構造計算ソフト(SuperBuild/SS7)を用いた構造解析で主架構の各部材の断面を設計します.その他,二次部材等の設計にも汎用ソフトを使用して,より効率的に構造計算を進めていきます.
■構造設計図書作成
構造計算ソフト等により得られた断面設計結果をまとめて具現化(構造計算書および構造図の作成)していきます.ここで作成した構造設計図書は確認審査機関により審査され,審査完了後に工事の着工へと進んでいきます.
■工事監理(構造)
建設現場にて構造図通りに躯体工事が行われているかを監理・検査します.具体的には,杭工事の開始の際には「杭施工立会い(試験杭立会い)」,基礎その他の躯体のコンクリートが打設される前に行う「配筋検査」,鉄骨フレームが図面通り製作されているかを工場で確認する「鉄骨製品検査」など,検査項目は多岐にわたります.
■監修業務(CM業務)
一つのプロジェクトを成功させるためには,プロジェクトが進行していく各フェーズごとに,事業者の要求事項が確実に反映されているかどうかを第三者的立場に立って客観的に判断する業務が必要になってきます.そのようなある程度の経験値が必要とされる監修業務(基本計画監修 → 実施設計監修 → 見積査定 → 工事監理監修)も行っています.